近畿・東海で春一番 北日本は暴風と大雪に警戒

1日午前、近畿地方で春一番が吹いた。去年よりも9日遅い。急速に発達する低気圧の影響で、北日本では暴風や激しい吹雪、大雪に厳重な警戒が必要だ。

2月28日は東海地方で春一番

 2月28日(水)から3月1日(木)にかけて、前線を伴った低気圧が発達しながら日本海を進んだ影響で、東海地方でも沿岸部を中心に南寄りの風が強まった。名古屋地方気象台は1日午前、東海地方の春一番は昨日(28日)に吹いたと発表した。昨年よりも8日遅い。

北海道は猛吹雪 40メートルの暴風も

 

1日から2日にかけて、北日本は暴風、大雪、猛吹雪に厳重な警戒が必要だ。予想される最大瞬間風速は35メートルから40メートルで、見通しのまったくきかない猛吹雪や大雪、吹だまりによる交通障害となるおそれがある。

 

また、1日は気温が上昇するため、積雪の多い地域では雪解けが急速に進み、なだれや土砂災害、河川の増水が起こりやすくなる見通し。今後、低気圧の動きが遅くなることが予想され、北日本では暴風や大雪が長引くおそれがある。天気の急な変化に備え、気象情報をこまめにチェックしたい。

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