バルサ、今冬加入のコロンビア代表DFを貸し出しか パフォーマンスに不満と現地メディア

バルセロナで真価を発揮できていないミナ photo/Getty Images

今年1月にパルメイラスからバルセロナに移籍したDFジェリー・ミナ(コロンビア代表)。空中戦に対して無類の強さを誇り、長いリーチ(身長195cm)を活かしたボール奪取に定評がある同選手だが、今季のリーガ・エスパニョーラ第25節終了時点で1試合の出場に留まるなど、真価を発揮できずにいる。

こうした状況のなか、同クラブが同選手の今季終了後の貸し出し(ローン移籍)を検討していることがスペインメディア『Don Balon』で明らかに。先月11日に行われた同リーグ第23節(ヘタフェ戦)で先発出場を果たした同選手だが、自陣で危険なパスミスを犯すなど、不安定なパフォーマンスを披露。この状況を問題視した同クラブの首脳陣が同選手により多くの経験を積ませるべく、スペイン国内の他クラブへの貸し出しを画策していることが併せて伝えられた。

DFトビー・アルデルヴァイレルト(現トッテナム)の獲得に本腰を入れたことが英『THE Sun』で報じられるなど、センターバックの補強に余念がないバルセロナ。早くも窮地に追い込まれたミナだが、限られた出場機会のなかで存在感を示し、バルセロナのタイトル獲得に貢献することができるだろうか。

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