北日本や北陸地方では引き続き2日の夜にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹き、海は大しけとなる。暴風雪や暴風・高波に警戒し、特に北海道では猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に厳重な警戒が必要だ。

　北海道を通過した低気圧がオホーツク海に進み、発達しながら北東に進んでいる。2日は北日本の上空約5000メートルに－33℃以下の寒気が流れ込み、日本付近は北日本中心の強い冬型の気圧配置となる。

北海道では数年に一度の猛ふぶきとなるおそれ

　北日本や北陸地方では引き続き2日の夜にかけて雪を伴った非常に強い風が吹き、海は大しけとなる。

＜暴風雪・暴風・高波＞
　3日にかけて予想される最大瞬間風速
　　北海道　　40メートル
　　東北・北陸　　　35メートル
　　
　3日にかけて予想される波の高さ
　　北海道、東北　　8メートル
　　北陸　　　　　　7メートル

　暴風雪や暴風・高波に警戒が必要だ。
　特に低気圧に近い北海道では数年に一度の猛ふぶきとなるおそれがあり、日本海側を中心に猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に厳重な警戒が必要だ。

大雪による交通障害、なだれにも注意

　強い冬型の気圧配置に伴い、北日本では2日夜にかけて大雪となるところがある。3日朝までの24時間に降る雪の量は、北海道や東北の多いところで40センチとなっている。大雪による交通障害やなだれに注意が必要だ。
　
　西～東日本でも3日にかけて気温が高くなるため、積雪の多い地域ではなだれに注意が必要となる。