秦野市観光協会×小田急電鉄、誘客促進に向け連携 秦野市

ポスターを持つ観光協会職員

 一般社団法人秦野市観光協会(市川和雄会長)と小田急電鉄株式会社(東京都新宿区・星野晃司社長)は、秦野市への誘客施策「小田急に乗って、秦野へ」を3月1日から始めた。小田急ポイントカードで市内対象店において割引サービスを受けることができる。

 秦野市と小田急電鉄は、駅の機能向上と駅を中心にしたまちづくりの推進を図ることで、地域の活性化と魅力発信を行い、相互の付加価値を高めていくことを目的にした連携協定を2017年8月に締結している。これを受け、秦野市への誘客を促そうと同観光協会と小田急電鉄が提携し今回、企画された。同観光協会に加盟する飲食店等が小田急ポイントカード(OPカード)優待店になり、割引サービスを受けることができる。サービスが受けられるのは飲食店や菓子店、そば店、温浴施設など市内の14店舗。OPカードの提示で3〜10%、特別料金等、各店舗が設けた割引サービスを受けられる。

 また、同OPクレジットカード会員を対象にしたイベント「小田急まなたび」を4月に行う。これは、大人のための「学び」と「旅」を提供する小田急電鉄オリジナルの企画。はだのスケッチハイキングやミニ盆栽ワークショップ他、秦野で活躍している講師による講座の開催や「じんじん〜其の二〜」のロケ地をめぐるイベントなどの開催を予定している。

 小田急電鉄広報は「小田急線利用の促進とともに、地域活性化に結びつくことができれば」とし、市観光協会では、「今後提携店舗数が増え、秦野市への誘客に繋げていきたい」と話している。小田急沿線の全駅にポスターの掲示、電車内には中刷り広告が出されアピールする。詳細はOPカードウェブサイト【URL】http://www.odakyu-card.jp/
 

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