<レスリング>【2018年アジア選手権・特集】第3日ファイナル進出選手の声

(3月1日、キルギス・ビシュケク)


 ■76kg級2位・鈴木博恵(クリナップ)「決勝の相手は、ウズベキスタンでの世界選手権(2014年)の敗者復活戦でやり、手も足も出ずに0-10で負けた相手。その時のイメージが心の中に強くあった。その時はタックルに入ってグラウンド返されて、だったので、今回はコーチの指示でタックルを入らせないよう我慢した。それはできたと思うけど、第1ピリオドの最後の失点はまずかった。0-1で押さえておくべきだった。工夫次第で勝てるまでに力は接近していると思う。1回戦は技(飛行機投げ)がタイミングよくかかり、2回戦は自分の動きが出たとは思うけれど、課題としていた相手のふところに入ってのタックルができず、いつもの自分の得意な攻撃しかできなかった。勇気をもって飛び込んでいくタックルもやりたい。今月のワールドカップでは、オリンピック・チャンピオンと同じチームで闘う。チームの力になれるよう頑張りたい」

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 ■50kg級3位・入江ゆき(自衛隊)「優勝できた大会でした。準決勝の(4-4のビッグポイント差負け)が悔やまれる。(4点技はもつれた末の失点)入るところまではしっかりできたのに…。入ってからの処理が課題です。決勝を目の前で見て、優勝できた、という気持ちを強くした。相手に合わせてしまうところがまだあるので、自分の動きを徹底してやりたい。課題がみつかったので、この銅メダルを次に生かしたい。ワールドカップに向けては、新しいことを取り入れるつもりはない。今やっていることを修正して闘いたい。明治杯(6月の全日本選抜選手権)の目標は優勝以外にありません」

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