今冬にインテルからトルコのガラタサライにレンタル移籍した日本代表DF長友佑都には、プレミアリーグのワトフォードとウェストハムが獲得に関心を示しているという。しかし、ウェストハムにとって長友の獲得は理想的な補強プランなのだろうか。
英『HITC』は、ウェストハムが近年の補強から学習しているのかと厳しい見方を示している。同メディアは長友が日本代表で100キャップ以上を記録していることや、インテルで長くプレイしたことからクオリティがない選手とは言えないと実力をある程度評価している。
しかし、近年のウェストハムは長友のようにベテランになった選手を積極的に獲得してきた。今冬にもマルセイユとの契約を解除していた元フランス代表DFパトリス・エヴラが加わり、昨夏にはマンチェスター・シティを退団したDFパブロ・サバレタが加入。まだベテランとは呼びにくいかもしれないが、30歳のGKジョー・ハートも獲得した。
彼らの経験は貴重だが、今季も成績は思うように上がってこない。同メディアは補強プランに将来性があるのかと疑問視しており、欧州トップリーグでの実績があるとはいえ31歳になった長友が獲得候補に挙がったことに納得できないところもあるようだ。
しかもサバレタ、エヴラとサイドバックの選手を補強しているところも気になるポイントで、そうした補強プランが上手く噛み合わないところにウェストハムの問題があるのかもしれない。
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