JR、ホームドア運用開始 鶴見駅で県内初

 JR京浜東北線の鶴見駅に設置していたホームドアの運用が3日から始まった。県内のJR在来線では初めてで、今後も順次導入が進む予定だ。

 ホームドアは高さ約1.3メートル、ドア部分の開口幅は約2メートル。京浜東北線と同じ青いラインが入り、ドア部分は透明になっている。

 鶴見駅は同線のホームに隣接して東海道線と横須賀線が走っている。乗客の安全確保とともに、事故による主要路線への影響を考慮して2016年6月から優先的に工事を進めてきた。総事業費は約13億円。

 県内では、京浜東北線東神奈川駅や根岸線桜木町駅でも18年度中にホームドアが導入される。

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