クラブも同じ野心を持ってくれ…コンテ監督が訴える

『Reuters』は3日、「チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、クラブはコーチの野心を理解しなければならないと話した」と報じた。

日曜日にマンチェスター・シティとの決戦に挑むチェルシー。すでに優勝は難しいものとなっているが、チャンピオンズリーグ出場権を獲得するためには勝点3が欲しいところ。

今季苦しい戦いを余儀なくされたコンテ監督は以下のように話し、クラブと目標が一致していないという状況があることを示唆したという。

アントニオ・コンテ 「クラブと監督が同じ野心を持つのは、とても重要なことだ。

チームを成長させていくために。サッカーのアイデアを進歩させ、選手たちの質を向上させていくために。

もしそのような状況が見いだせたのならば、おそらくシーズンは成功裏に終わるだろう」

「私は大きな野心を持っている。

しかし、私はチェルシーのために使えるお金を持ってはいない。

クラブは私のアイデアが何であるかを知っている。私の野心がどのようなものか。

そのようなタイプの監督と働くことを決めたのならば、その野心を受け入れて、理解しなければならない」

「昨季は素晴らしい仕事をした。我々は大きな驚きを与える存在だった。

しかし、その後も監督とともに重要な何かを構築し続けなければならない。

マンチェスター・シティは、このシーズンの序盤でもうタイトルを獲得したようなものだ。

それは、私にとっても、選手にとっても、チェルシーにとっても巨大な不満であるべきだ。

チェルシーという名前を持つのならば、最後まで戦い続けようとしなければならない」

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