統一地方選躍進へ 市民との連携強化 神奈川ネット総会

 神奈川ネットワーク運動は3日、横浜市中区で定期総会を開き、来春の統一地方選への準備を加速し、政治参加の拡大や市民運動の連携強化に取り組むなどとする2018年度の活動方針を決定した。

 県議の佐々木由美子共同代表は虐待や貧困など、多くの社会課題が積み残されている現状を憂慮。「生活者の政治を進めていくことが市民社会を強くする」と訴え、神奈川ネットの存在感を地域でアピールする必要性を強調した。

 統一地方選に向けては横浜、川崎、相模原の3政令市議選や湘南、県央地区での躍進を掲げた。このほか、自然エネルギーへのシフトや、3月の逗子市議選、11月に予定される二宮町議選での神奈川ネットの候補予定者への支援を確認する総会アピールを採択した。

© 株式会社神奈川新聞社