前半戦こそヴィンチェンツォ・モンテッラの下で上手くいかなかったが、指揮官をジェンナーロ・ガットゥーゾに代えたミランは確実に順位を上げてきている。今では目標とするチャンピオンズリーグ出場権獲得も夢ではないとまで言われるようになり、昨夏の大型補強がようやく実を結んだとハッピーな空気が広がっている。
しかしクラブOBのズボニミール・ボバン氏は今回も辛口だ。伊『Gazzetta dello Sport』によると、ボバン氏はタイトルを獲得するには実力が不十分と切り捨てており、チャンピオンズリーグ出場権獲得も無理な目標と語っている。
「すでに言ってきたことだが、ミランは何かタイトルを獲得するには力が不十分だ。イタリア、欧州のコンペティションに関係なくね。彼らは良い選手を抱えているが、不十分だ。彼らがチャンピオンズリーグ出場権を得るとも思わないが、私の見方が間違っていると嬉しいね」
ミランは現在7位まで順位を上げており、4位ラツィオとは勝ち点差が8離れている。トップ4に食い込むのは簡単ではないが、ボバン氏の冷静な読み通りにシーズンは終わるのだろうか。
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