離党届、市議は受理で県議は保留 民進党県連

 民進党県連は5日夜の常任幹事会で、立憲民主党の入党などに伴い地方議員11人から提出されていた離党届の扱いを協議し、市議8人は受理、県議3人については保留とした。

 4日の立民県連結成大会では地方議員19人が入党者として紹介され、うち民進所属だったのは16人。このうち5人は2月に離党しており、別の1人は民進県連に離党届を出していなかった。3人の保留について雨笠裕治幹事長は「事情を丁寧に聞きたいという意見が出た」と説明した。

 正式な離党手続きが済んでいない地方議員が立民大会で入党者として発表されたことについては「入党予定者という紹介をするならいいとは申し上げた。どうなっているのかなという気はしている」と立民側の対応に困惑しつつ、「元々は仲間なので」と述べるにとどめた。

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