工藤壮人の元同僚、17歳で大暴れ!だが、MOM貰えず…理由は『スポンサー』

2016年に工藤壮人が所属したMLSバンクーバー・ホワイトキャップス。

このほど行われたモントリオール・インパクトとのカナダ対決に2-1で勝利し、今季の開幕戦を白星で飾った。

この試合で1ゴール1アシストと全得点に絡む活躍を見せたのだが、カナダ代表FWアルフォンソ・デイヴィス。

工藤と同じ2016年にデビューした彼は、ガーナの難民キャンプで生まれ、カナダで育った選手だ。

2000年生まれで現在17歳。デビューした当時の年齢は15歳257日!これはMLS史上2番目に若い記録で、以来“神童”として注目を集めてきた。

すでにフル代表デビューもしているデイヴィスだが、この日が記念すべきMLSでの初ゴール。当然「Man of the match」に選ばれると思いきや…。

なんとノミネートすらされていなかったのだ。全得点に絡んだのに…なぜ?

『dailyhive』によれば、その理由はスポンサーにあるようだ。

「BUDMOTM」との名が冠されているように、この「Man of the match」は『バドワイザー』がスポンサードしているのだ。

カナダで飲酒が認められるのは18歳か19歳以上からで、バンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州では19歳以上とされている。

そのため、「17歳のデイヴィスは2年足りない」とのこと…。

ホワイトキャップスで年齢制限に引っ掛かるのは彼だけなのだが、若いせいで貰えない「Man of the match」って…。

アシストをあげた同僚FWケイ・カマラから「彼はまだ若い子だけど、本当によかったね」と讃えられたデイヴィス。試合後には「興奮したよ。初ゴールを決めて、肩の荷が下りた」と喜びを述べていたそう。

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