『Evening Standard』は5日、「評論家のギャリー・ネヴィルは、チェルシーのアントニオ・コンテ監督に反論した」と報じた。
先日のマンチェスター・シティ戦で0-1と敗北したチェルシー。ポゼッション率が20%台になるほど押し込まれたもので、完敗といえる内容だった。
それを受けてメディアでは評論家がアントニオ・コンテ監督の戦術を批判し、ジェイミー・レドナップやギャリー・ネヴィルラ評論家が「アンチフットボールだ」と指摘した。
しかしアントニオ・コンテ監督は以下のように話し、評論家はアーセナルを批判していたじゃないかと指摘した。
アントニオ・コンテ 「私はマンチェスター・シティにオープンな戦いを挑んで0-3や0-4で負けるほど馬鹿な男ではない。
私の記憶が正しければアーセナルはマンチェスター・シティと戦い、30分間で3失点したためにヴェンゲルがひどく批判されたはずだ。
解説者は戦術について語る時、頭を使ったほうが良い。バカな話し方をするべきではないと思うね」
そして、このコメントに対して『Monday Night Football show』に出演したギャリー・ネヴィルは次のように反論した。
ギャリー・ネヴィル 「私は解説席で2~3分静かにしていなければいけなかった。
なぜなら、自分が見ていたものを反映させなければならなかったからね。
私は、それはウンザリさせられるものだと思ったよ。こんな形のものは、他と比較できない。
チェルシーの選手は昨日休暇を取っていたようだ。休みに入っていた」
「アントニオ・コンテは我々を愚かだと言った。正確に何と話したかは知らないが、イライラしていたね。
昨日の選手たちのパフォーマンスを見て、チェルシーの執行委員会はどう思うか。あれを受け入れることは出来ないだろうと、保証することができるよ」
また、同じく評論家のジェイミー・キャラガーも以下のように話し、選手がコンテをやめさせようとしているのかもしれないと語ったとのこと。
ジェイミー・キャラガー 「私は自分が見ているものを信じることはできなかった。
選手たちは怠惰になってしまったのか?こんなひどい態度でいいのか?
私はわからない。彼らが酔っ払っていたのか、そうでないのかはね。
ときに監督の状況について考えることがあるものだ。選手たちは、コンテに来季も監督を務めてほしくないのかもしれない。
送り出したチームがこのような戦術やパフォーマンスを見せたら、監督も来季まで続けたいと思うのかどうか」