身体の具合に耳を傾ける

今週後半は天気の崩れる地域が多いです。動きの遅い低気圧等の影響で、悪天が1日やそこらでは終了せず、少なくとも2日分、関東などは3日分「洗濯物外干しできないストレス」を溜めこむことになりそうです。

ただし、同じ雨予報といっても、8日(木)と9日(金)の気温は、関東から北の各地で大きく異なります。最初は冷たい雨(雪)の地域でも、暖気の突っ込みが強まる9日が気温が高めに。それだけ、水分量が多い空気なので、落ちてくる雨の量が増えることは確かでしょう。北日本など積雪の多い地域では、急な雪どけによる河川の増水、なだれに注意が必要です。

そして来週。冬型気圧配置の解消後は、大きな高気圧が南から覆う形に。典型的な気温上昇パターンで、関東から西の各地はまた一気に季節が進みそうです。身体が付いて行けるか、それが心配でもあります。

気象予報士・高橋 和也

画像について:週間予報(8日~14日)

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