海老名市議会最大会派が介護保険の勉強会開催 会派主導の同様企画は初 海老名市

講師を務める鏡氏

 海老名市議会議員22人のうち11人が所属する最大会派「創志会」がビナレッジで3月22日(木)、市民を対象にした介護保険の勉強会を開催する。会派が主催する勉強会は海老名市議会では初で、全国でも稀なケースだという。

 正副議長をはじめ、全ての常任委員会・特別委員会等の委員長を輩出している「創志会」。メンバーは森下賢人氏、倉橋正美氏、宇田川希氏、市川敏彦氏、藤澤菊枝氏、久保田英賢氏、志野誠也氏、中込淳之介氏、永井浩介氏、市川洋一氏、鶴指眞澄氏の11人。

 同会派は、高齢者施設の待機者や老々介護など全国同様に市内においても高齢化によるさまざまな課題がある中、介護保険制度の改正も行われることから、制度を知ってもらい今後の生活に活かしてもらおうと今勉強会を企画した。

 当日は「介護保険とはどういう制度か」「2018年介護保険改正の概要と課題」「これからの高齢社会の暮らし」の3本柱に、淑徳大学教授の鏡諭氏が講話する。同氏は所沢市役所で高齢者支援課長、総合政策部政策審議担当参事等を歴任後、2009年から現職に就いている。「介護保険制度の強さと脆さ」「総括・介護保険の10年」などの著者でもある。

 同会派は「高齢化が進む現状で必要になる話。ぜひ足を運んでいただければ」と話している。

 当日は午後1時30分から3時30分まで。参加費無料で定員は事前申込み制の先着150人。3月16日(金)締め切り。申込は同会派【携帯電話】050・3574・5112(議会中のため留守番電話対応で、折り返し)。または【FAX】046・233・9118、メール【メール】gikai.soushikai@gmail.com。

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