サッカー以外も強烈!『DAZN』で見られるスーパーな日本人選手7人

いつでも、どこでもサッカー観戦を楽しめる手段として日本に定着しつつある『DAZN』。

国内のJリーグだけではなく欧州5大リーグを網羅したことにより、国内・海外という壁を越えたサービスとしてサッカーファンに重宝されている。

「壁」という点では、サッカーとサッカー以外のスポーツも同様だ。ひとつの契約で様々な競技を楽しめることで、スポーツ観戦の機会が飛躍的に増加した。その恩恵を受けている人は決して少なくないだろう。

そこで今回は、Qoly編集部員がサッカー以外で楽しんでいるスポーツの中から、いま注目の日本人選手をそれぞれ紹介。かなり熱の入ったコメントもあるぞ。

大谷翔平(MLB)

所属チーム:ロサンゼルス・エンゼルス

いま最も“見たい”日本人スポーツ選手のひとり。

規格外スケールを持つ二刀流選手で、真摯に野球を極めようとする姿も年齢離れしている。

北海道日本ハムファイターズでは「4番ピッチャー」、「投手として2桁勝利、打者として20HR」などなど、驚きの記録を次々に樹立。

もともとメジャー志向があったなか、23歳にして堂々のMLB参戦となった。

190cmを超える体格はアメリカでも引けを取らず、そのボールを受けたキャッチャーのマーティン・マルドナードは「彼は見るべき選手になるだろうね」とコメント。

また、オープン戦で三振に打ち取られたミルウォーキー・ブルワーズのブレット・フィリップスも「(二刀流の)チャンスを得て欲しい。日本では打てて投げられることを証明しているから」と期待を口にしていた。

ダルビッシュ有(シカゴ・カブス)や田中将大(ニューヨーク・ヤンキース)らも当然注目だが、今シーズンは日本球界が生み出した最高の逸材が、どこまでやれるのか楽しみでしかない(編集部I)。

新城幸也(自転車)

所属チーム:バーレーン・メリダ

眠った才能を発掘することが、スポーツにとってどれだけ重要なことか…それを教えてくれる日本最高のライダー、新城幸也。自転車を始めたのはなんと18歳になってからだというのだから驚愕である。

数年で世界トップクラスまで上り詰め、33歳になった今年もバーレーン・メリダで重要な役割を担う。

チームはUCIワールドチーム(※最上位のカテゴリ)に属しているため、「グランツール」と呼ばれる最高峰の3レース、ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャを含むUCIワールドツアー全レースの出場が義務付けられている。

新城は当然その中の複数レースに出場するため、今後もDAZNでその活躍を見ることができるはずだ(編集部K)。

中邑真輔(WWE)

世界最大級のプロレス・興行団体として人気を博すWWE。地球規模での影響力を持つこの舞台において、現在、主役級となっているのが日本人の男女であることをご存じだろうか。

男子の部門では、この中邑真輔である。

プロレスの本場アメリカにおいてはこれまでもグレート・ムタ(武藤敬司)、TAJIRIなど、日本人レスラーが活躍しているが、それはあくまで“アメリカ人が望む東洋人のステレオタイプ”を演じさせられたものに過ぎなかった。

しかし新日本プロレスでカリスマ的な人気を誇り、海外にもその名を轟かせていた中邑は2016年、日本時代と同じ名前(プロレスはしばしばリングネームが使用される)、同じ衣装とキャラクター、同じ「キング・オブ・ストロングスタイル」のまま渡米。そこで“エキゾチック”ではなく“クール”な日本人レスラーとして、一大センセーションを巻き起こしているのだ。

その一つの証拠として、彼の入場曲である“The Rising Sun”はYoutubeで2,700万回も再生されている。これは全レスラーの中でも断トツの数字で、2位に2倍以上の差を付けている。日本ではピンとこないかもしれないが、WWEの世界的な影響力を考えると彼の知名度はおそらくMLBのイチロー以上であり、もしかすると今「世界でもっとも知名度のある日本人選手」と言えるかもしれない。

ちなみに中邑とサッカーとの所縁はあまりないが、中村俊輔と名前がよく似ていることから、サッカー好きのWWEファンにとっては定番のネタ。また、WWEが中南米地域の興業に力を入れていることもあり、昨年アルゼンチンを訪問した際はボカのユニフォームを着用し聖地ボンボネーラに足を踏み入れている(編集部H)。

アスカ/ASUKA(WWE)

男子が中邑なら、世界の女子プロレス界に“君臨”しているのが日本人女性のアスカである。

日本では華名(本名は浦井佳奈子)として知られていた彼女は、中邑より一足先の2015年にWWEと契約。外国人にも馴染みやすい“アスカ”というリングネームに変え、アメリカに渡った。

世界的にはほとんど無名だった彼女だが、エンターテインメント性が強かったアメリカの女子プロレス界において男子顔負けのハードなスタイルが現地ファンの度肝を抜いた。デビューから圧倒的な強さで連戦連勝を重ね、昨年はWWEの史上最長記録を更新する174連勝を達成した。

『うる星やつら』に登場するラムちゃんのような衣装と愛らしい表情で男性ファンのハートを掴む彼女だが、普段はこてこての大阪人。Twitterなどでの一人称は「わて」で、リング上で相手を威嚇する際に使う日本語は、震え上がるほどどぎつい大阪弁である。サッカーにかかわるエピソードは特にないが、彼女のボレーシュートのようなアクロバティックな蹴りは必見だ。

彼女も中邑と同じく「日本人」、あるいは「強い日本人女性」という姿のままカリスマ的な人気を獲得している事実は、快挙といっていいだろう。例えプロレスのことが分からなくても日本人としての誇りを感じさせてくれる、間違いなくDAZNを契約してでも見る価値がある選手である(編集部H)。

錦織圭(テニス)

すっかりトッププレーヤーの仲間入りを果たした錦織圭。

負傷のためここ数年は満足のいくシーズンを送ることができていないが、コンディションが万全になれば再びランキングでも上位に返り咲くはずだ。

そんな錦織の2018年復帰戦となったニューヨーク・オープンを配信したのも『DAZN』だった。

現在は女子の国際大会が中心となっているが、今後は男子の試合も拡充されていくはずだ(編集部S)。

大坂なおみ(テニス)

ハイチ系アメリカ人と日本人の両親を持つ大坂なおみ。

強烈なサービスは男子に匹敵するレベルであり、日本を代表するテニスプレーヤーとして期待される若きタレントだ。

近年では世界ランキングでトップ50入りも果たし、四大大会でも3回戦や4回戦進出者の常連に。トッププレーヤーを相手に堂々とした戦いぶりを見せている。

そんな大坂も出場する女子の国際大会を、DAZNでは多数配信!1回戦でマリア・シャラポワとの対戦が決定しているBNPパリバ・オープンも見逃せない(編集部S)。

松山英樹(ゴルフ)

メジャースポーツのなかで、日本人プレーヤーとしてもっとも世界の頂点に近い存在の一人、それが松山英樹だ。

「ハニカミ王子」として話題を呼んだ石川遼と同学年。2009年、18歳で賞金王となったライバルに対し、松山は大学へ進学しアマチュアで実績を積んだ。

そして、満を持して2013年にプロへ転向。ルーキーイヤーでいきなり賞金王に輝くと、翌2014年にはPGA(米国男子ゴルフ)ツアーで日本人最年少優勝を飾った。

サッカーでいうと日本代表の原口元気と同世代。26歳の若さですでに日本人歴代最多のPGAツアー5勝を記録しており、2016-17シーズンは世界ランキング4位に入った。

今シーズンも同6位と調子を維持し、名実ともに世界のトップで戦っている松山。その活躍から本当に目が離せない(編集部O)。

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