メッツの招待選手・エバンスがサヨナラ満塁本塁打!

日本時間3月7日に行われたアストロズ対メッツのオープン戦は劇的な幕切れとなった。9回裏に一死満塁のチャンスを作ったメッツは、途中出場のフィリップ・エバンスが左中間スタンドへサヨナラ満塁本塁打を叩き込んで試合に決着をつけた。

7回表、8回表にそれぞれ1点を勝ち越されながら、直後に追い付いて5対5の同点で9回裏の攻撃を迎えたメッツ。アストロズ4番手のロヘリオ・アーメンテロスの前に、先頭のトマス・ニードこそ倒れたものの、アンドレス・ジメネスとパトリック・ビオンディが連打でチャンスを作り、マシュー・デンデッカーが四球を選んで一死満塁の大チャンスを迎えた。ここで打席に入ったエバンスは、カウント1-1からの3球目、甘く入った変化球を思い切りよく振り抜き、左中間スタンドへ豪快な一発を放って試合を決めた。現在25歳のエバンスは、昨季メジャーデビューを果たして19試合に出場。今季は招待選手として春季キャンプに参加し、オープン戦では打率.308、2本塁打、OPS1.394の好成績をマークして開幕ロースター入りに向けてアピールを続けている。

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