環境省、今月中に全国10都市で「改正廃棄物処理法」の説明会開催 「雑品」など適正処理を促進

 環境省は3月12日の高松市を皮切りとし、3月中に全国10都市で「改正廃棄物処理法(有害使用済機器)に関する説明会」を開催する。ヤード火災などで社会問題となった〝雑品スクラップ〟の規制強化を大きな柱とした廃棄物処理法の改正が4月1日に施行される。環境省では家電4品目と小型家電28品目を合わせた32品目を「有害使用済機器」に指定し、同機器を扱い事業者には届け出や、保管・処分に関する基準の遵守を義務付けた。

 同説明会では「廃棄物処理法の改正と政省令改正について~いわゆる雑品対策~」について説明し、質疑応答も行う。資源物回収業者やリサイクル業者、雑品ヤード業者などを対象とし、事業者に新たな規制の主旨を理解してもらい、適正な処理を行ってもらうことを目的とする。

 参加費は無料。各会場の定員は100人。定員に達し次第、受付を締め切る。申し込みの締め切りは、きょう3月8日まで。

 申し込みは以下のアドレスより。 https://www.d-wks.net/env180312/form/

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