『Telegraph』は7日、「アーセン・ヴェンゲル監督は、ミランとのヨーロッパリーグについて語った」と報じた。
このところ公式戦4連敗、怪我人も続出しており厳しい状況が続いているアーセナル。
チームの中心的な存在だったエクトル・ベジェリンも離脱するなか、木曜日にはミランとの大一番に臨む。
すでにプレミアリーグでのトップ4が絶望的な状況であり、チャンピオンズリーグ出場権をとるためにはヨーロッパリーグで優勝するしかない。
ヴェンゲル監督はこの試合について以下のように話し、むしろこれがチャンスだと考えるべきだと語った。
アーセン・ヴェンゲル 「これは我々にとってチャンスだ。それを生かさなければならないよ。
思うに、選手たちはすこし影響を受けてしまっているね。自分たちの『勝ちたい』という思いに。
人生においては、『かつてどれだけ良かったか』ということはすぐに忘れ去られてしまうものだ」
「選手たちは早く考え方を変えよう。もっとうまくやれるものは何か。何がうまくやれていないのか。それに気付こう。
そして、悪い結果については心配しすぎないようにしなければいけないよ」
(ミランのガットゥーゾ監督について)
「彼は現時点でとてもうまくやっていると思うよ。
こちらはうまく行っていないからね。私は彼からアドバイスを貰うべき男だ」
(昨季はFAカップで優勝したが、今季はさらに厳しくなっているね?)
「昨季はプレミアリーグで75ポイントを獲得したが、チャンピオンズリーグ出場権に届かなかった。
これは我々が立ち向かわなければならないものであり、たしかにプレッシャーは高まっている。
クオリティと強さを備えていることを示したい、それを誰もが思っている。
困難が訪れた時こそ、それを見せられる場面なのだ」