ルヴァンカップ第1節でガンバ大阪はサンフレッチェ広島と対戦。広島は控え組中心のメンバー構成でしたがそれでもガンバは勝てず。しびれを切らしたガンバサポーターが試合後大ブーイングを浴びせました。
Jリーグ屈指の名門であるガンバ大阪が勝てない非常事態が昨シーズンから続いています。遡ればリーグ戦では8月26日に行われた第24節にベストアメニティスタジアムでサガン鳥栖と対戦し3‐1の勝利、公式戦でいえば9月3日に行われたルヴァンカップ準々決勝第2戦、ホームである吹田スタジアムでヴィッセル神戸相手に2‐1で勝利して以降ガンバは公式戦で勝利がありません。今シーズンから昨シーズンまで指揮していた長谷川健太監督に代わりレヴィー・クルピ氏が監督に就任しましたがリーグ戦を2試合戦い未だ未勝利。先日行われたルヴァンカップ第1節でも控え組中心だった広島に対し、ほぼベストメンバーで挑んだガンバでしたがまさかの0‐4で大敗・・・。今シーズンも公式戦計3試合を戦いましたがすべて敗れ昨シーズンから続く公式戦未勝利が実に16試合となりました。この現状にガンバサポーターもしびれを切らし試合後チームに向けて大ブーイングを浴びせる事態となり後味が悪い試合となってしまいました。
容赦ない大ブーイングを浴びせるガンバサポーター
GKの東口選手をはじめ、三浦選手、倉田選手など現役日本代表メンバーが在籍。さらには元日本代表のスタープレーヤーである遠藤選手もまだまだ健在です。しかしこれだけのメンバーがいても一度狂ってしまった歯車を戻すのは至難の業。名将クルピ監督ですらも苦戦しています。新人を含む若手選手も多く、メンタルが心配されます。U‐20ブラジル代表経験を持つジェスズ選手の加入が発表されましたが、選手の仕上がり具合を含めチームとの融合には時間がかかります。2012年にJ2降格を味わったシーズン以来の連敗スタート。このままでは終われないガンバの復活はあるのでしょうか、注目が集まります。
