大さん橋であすから「マルシェ」 東北特産品を味わって

 全国や神奈川の豊かな食を味わうイベント「横浜港大さん橋マルシェ」が10、11の両日、横浜市中区の横浜港大さん橋国際客船ターミナル岸壁を一般開放して開かれる。東北地方の特産品や農産物を扱う5つのブースが出店し、東日本大震災から丸7年を迎えて生産者が商品に込めた思いを直接伝える。

 昨年2月に始まり、7回目。福島の食を即売する移動型アンテナショップ「ふくしまから はじめよう。キビタン号」は先月開かれた前回も出店。季節の果物を使ったオリジナル商品「ふくしまフルーツシュー」をおいしそうにほおばる子どもたちの姿が見られた。

 震災発生時刻の11日午後2時46分には、氷川丸など港内の船舶が一斉に慰霊の汽笛を鳴らす。

 午前10時半〜午後3時半。入場無料。横浜市庁舎横くすのき広場側からシャトルバスを随時運行する。問い合わせは、主催の実行委員会事務局(神奈川新聞社クロスメディア営業局内)電話045(227)0820=平日午前10時〜午後5時。

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