被災地献立を病院食堂で きょうまで日替わり提供

 11日で7年となる東日本大震災の復興を応援しようと、秦野市立野台の秦野赤十字病院が被災地の郷土料理をレストランや病院食で提供している。身近な食から被災地や復興に思いをはせてもらおうと、昨年に続き2回目。

 院内のレストラン「クオーレ」(一般も利用可能)では、5日から9日まで毎昼、日替わりで福島の喜多方ラーメン、青森のバラ焼き、宮城のはらこ飯など被災5県の郷土料理を1食400〜550円(税込み)で提供している。

 最終日の9日は秋田の温かい稲庭うどんを400円(同)で販売する。11日は入院患者向けの病院食に仙台マーボー焼きそばとずんだソースの牛乳プリンを出す。

 同レストランの眞島勝美マネジャー(47)は「被災地のおいしい郷土料理を食べてもらい、復興を応援したい」と話している。

 問い合わせは、同病院電話0463(81)3721。

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