扇町で初の「音楽祭」 音楽通じ地域の繋がり強化 海老名市

来場を呼び掛ける主催者

 地元・海老名や近隣の学生、市内出身のアーティストらが出演する音楽イベント「海老名扇町駅前音楽祭〜えび音〜」が、3月11日(日)に西口中心広場で初開催される。時間は午前11時〜午後6時。若者が中心となり音楽を通して、地域コミュニティの形成を目指す。

 同イベントは、海老名から有名なアーティストが誕生しているなど、音楽文化が根づく素地のあるまちであることを踏まえ企画されたもの。同エリア指定管理者の(一社)海老名扇町エリアマネジメント(山崎日出雄代表理事)が主催者となり、千葉県船橋市の音楽フェスなどにも携わってきた(株)音映システムがイベントの企画・運営を行う。

 当日は、高校生4組・大学生4組・地元アーティスト5組・ゲスト4組の計17組が出演。特に目玉となるのは、ポカリスエットのCMにも出演した「海老名高校ダンス部・合唱部」や同校吹奏楽部、綾瀬高校フラダンス部の地元高校生たち。若者たちのエネルギッシュな演奏が会場を盛り上げる。また、海老名出身のラッパー・NOTTさんや、メジャーデビュー経験を持つ・タケトモアツキさんが所属するバンド「モノクローグ」も出演する。

 またこの日は、誰でも自由に弾くことのできる「ストリートピアノ」がリコーフューチャーハウス前に午後4時30分まで設置されるほか、県内7つのビールを楽しめる「かながわビアーズ」(主催/「ビールと、好奇心。」と「パブリエ」)も同所1階で午後8時まで同時開催される。

 主催者は「扇町で1日遊べる催しです。ぜひ遊びにお越しください」と話す。

 問合せは海老名扇町エリアマネジメント【電話】046・204・6721へ。

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