「これはバルセロナでは起きなかったこと」 ネイマールのPSG移籍は失敗だった!

ネイマールの1シーズン目は成功とは呼べず photo/Getty Images

昨夏バルセロナからパリ・サンジェルマンに移籍する決断を下したFWネイマールには、PSGをチャンピオンズリーグ制覇に導くという大きな目標があった。クラブもそれを求めてネイマールを獲得したわけだが、結果的にチームはベスト16敗退。相手がレアル・マドリードだったとはいえ、これまでと何も変わらない結果になってしまった。

スペイン『MARCA』は、改めてネイマールのPSG移籍は失敗だったと主張している。ネイマールは怪我で2ndレグを欠場したが、1stレグを1-3で終えていたことを考えるとネイマールが出場していてもベスト16敗退の結果は変わらなかっただろう。組織力の面でレアルがPSGを上回っていたのは明らかだ。

同メディアは、昨夏にネイマール移籍説が浮上した際のバルセロナDFジェラール・ピケのコメントを改めて紹介しているが、当時ピケは「彼は何が欲しいのか?より多くのタイトル?それともお金?」と語っていた。どちらを求めたのかは分からないが、悲願だったCL制覇の夢は今季実現しなかった。

同メディアは「今彼はパリでCLの準々決勝以降のゲームをテレビで見ることになる。これは4年で10個のタイトルを獲得したバルセロナでは起きなかったことだ」と伝えており、ネイマールの移籍が失敗だったと見ている。まだ1シーズンしか過ごしていないが、PSGは今季終了後にも指揮官交代など慌ただしい夏を過ごすことになるのだろう。クラブとしての方針が定まりきっていないところがあり、ネイマールの移籍がこのまま失敗に終わってしまう可能性は十分にある。

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