ハイアス、適切な工程管理で経営改善めざす「PMS」の会員募集開始

 ハイアス・アンド・カンパニー(東京都品川区)は住宅会社向けに、現場のタスクごとの予実管理、工期短縮、経営改善を支援する「プロジェクト・マネジメント・システム(PMS)」の一般会員募集を3月1日に開始する。

 着工前業務、着工〜引き渡しまでの工程を業務(タスク)ごとに分解し、タスクレベルでの予実管理を支援するもの。同時に各社の状況に応じた「標準工程」の見直しをサポートすることで、工期短縮、完工数増、売り上げ増、経営改善につなげていく。

 同社が既存会員を対象に1月11日から先行募集をかけたところ、1月末時点で47社が同システムを導入。初期導入研修では、各社の実情を踏まえて着工前業務、着工から引き渡しまでの各工程をタスクレベルに分解するとともに、それぞれの会社にとって適切な標準工程と各工程を円滑に進めるための「事前業務」を検討した。その結果、着工から引き渡しまでの工期を約20日短縮できた会社も出ているという。

 当初は今年5月から一般募集を始める予定だったが、早期に成果を確認できたことから予定を前倒しした。

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