生目神社と大光寺の彫刻3件、国重文へ

生目神社の「木造神王面」

 国の文化審議会(馬渕明子会長)は9日、生目神社(宮崎市)所有の面「木造神王面(もくぞうしんのうめん)」、大光寺(同市佐土原町)所有の肖像彫刻「木造乾峯士曇坐像(もくぞうけんぽうしどんざぞう)」と「木造岳翁長甫坐像(もくぞうがくおうちょうほざぞう)」の彫刻計3件を国の重要文化財に指定するよう、林芳正文部科学相に答申した。夏ごろに指定される見込み。本県で面と肖像彫刻が指定されるのは初めてで、本県の重文指定は計20件となる。

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