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リーグ戦では出番が激減してしまったが、フランクフルトはまだMF鎌田大地に大きな期待をかけている。
鎌田は昨夏サガン鳥栖からフランクフルトに移籍し、開幕節のフライブルク戦から先発出場を果たすなどスタートは完璧に近いものがあった。しかしクラブがケビン・プリンス・ボアテングを獲得したこともあり、中盤のポジション争いは激化。鎌田は昨年11月のレヴァークーゼン戦から出番がない。
それでも鎌田は先日行われたカザンカ・モスクワとのトレーニングマッチで1ゴール1アシストと結果を出しており、高いクオリティを秘めた選手なのは間違いない。独『Frankfurter Rundschau』もこのトレーニングマッチに出場した鎌田、そして20歳のMFマリヤン・チャバルの2人を注目の若手プレイヤーとして取り上げている。
同メディアは両者ともにチームとブンデスリーガのスタイルに適応するための時間が必要と伝えており、我慢を促している。鎌田もまだ21歳であることを考えると、焦る必要はない。チームメイトの長谷部誠はドイツ語の習得も重要だと指摘していたが、言語も含め我慢強く学んでいけば活躍の時はくるはずだ。
同メディアも鎌田がトレーニングマッチで能力を示したことを評価しており、今後はフィジカルの強化や戦術面の適応を進めていくことが課題と指摘している。特にフランクフルトは堅守を軸としたチームで、ボールを支配する時間は長くない。アタッカーはラフなボールでも体を張ってキープしなければならない。鎌田に100%合ったスタイルとも言えないが、フランクフルトで何とか結果を出してさらなるステップアップに繋げてほしいところだ。
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