PSGとメス、ユースが輩出したワールドクラスTOP4

ついに今週末、フランスリーグの首位をひた走るPSGと、川島永嗣が所属するメスが激突する。

すでにCLでは敗退が決定しており、リーグに集中しなければならない状況となったPSG、今回はどんなメンバーで来るのか?

そして奇跡の残留を目指して勝点9の差を詰めたいメスは、勝利に向けてどんな手を打ってくるのか?注目の試合である。

さて、この両チームと言えばユースが有名だ。このところいい選手を続けて輩出しているPSG、そして以前から育成の名門として知られるメス。

彼らが育て上げたワールドクラスの選手を比較してみよう!

▼怪物FW対決!

PSG:パトリック・エムボマ

所属:1990~1997年

メス:ルイ・サア

所属:1995~2000年

カメルーン出身であるが、2歳でフランスに移住したエムボマ。実はレンタルでメスにも所属したことがある!この企画にぴったりだ!

もちろんPSG退団後はガンバ大阪に移籍し、Jリーグで大活躍。「ボマちゃん」の愛称でも…親しまれたか?

グアドループ出身の両親から生まれたルイ・サアは、クレールフォンテーヌで育成された後メスに所属。トップチームで活躍した後、ニューカッスルへ貸し出され、プレミアへ。

フラムでは稲本潤一ともプレーし、その後マンチェスター・ユナイテッドでもスーパーサブとして存在感を見せた。

日本人としてはエムボマに挙げたいが…やはりクラブレベルの活躍ではサアの方が上。メスに軍配!

▼フランス代表左ウイング対決!

PSG:キングスレイ・コマン

所属:2004~2014年

メス:ロベール・ピレス

所属:1992~1998年

PSGでトップチーム昇格を拒否し、ユヴェントスに移籍するという珍しいキャリアを送ったコマン。

その後貸し出されたバイエルン・ミュンヘンでもレベルの高いプレーを見せ、今季完全移籍。フランク・リベリの後を継ぐことが期待される。

そして、リベリ以前のフランス代表左ウイングであるロベール・ピレスは、メスの下部組織が輩出した選手だ。

19歳でアカデミーに入団したが、すぐにトップチームに昇格。25歳までメスで活躍を見せ、その後マルセイユを経てアーセナルに移った。

これからはどうなるかわからないものの、やはり実績を考えるとピレスのほうが上!メスが勝利!

▼悪童FW対決!

PSG:ニコラ・アネルカ

所属:1995~1997年

メス:エマニュエル・アデバヨール

所属:1999~2003年

クレールフォンテーヌ出身だが、卒業後PSGのユースに加入したアネルカ。すぐにトップチームで出番を獲得した。

PSGではわずか10試合しか出場していないが、18歳でアーセナルへと移籍。その後の活躍はご存知のとおりだ。

トーゴ出身のアデバヨールは15歳でメスの下部組織に加入。2年後にプロデビューを果たし、若くしてレギュラーに定着した。

そしてモナコで大ブレイク。偶然彼もアネルカと同じアーセナル、レアル・マドリー、マンチェスター・シティに所属している。

流石にこれはPSGのアネルカが上だろう!PSGが勝利だ!

▼「現在の顔」対決!

PSG:アドリアン・ラビオ

所属:2010年~

メス:ミラレム・ピャニッチ

所属:2004~2008年

今最もノッているユース出身の選手で最後の勝負だ!

カルロ・アンチェロッティが突如プレシーズンで発掘したラビオは、ここに来てPSGの中核を担う選手になった。

フランス代表でももちろん今後重要な役割を与えられるだろう。お母さんも大喜びだ。

そしてメス出身の看板選手といえばピャニッチ。世界でも屈指のフリーキッカーであり、そしてプレーメーカーでもある。

ルクセンブルク出身であるため国境近くのメスを選んだというエピソードがある。若くしてPSG戦でデビューし大活躍、その後リヨンへ引き抜かれていった。

実績を考えると、これもメスのピャニッチが上になるか…4名で争った勝負は、PSGの1勝、メスの3勝だ!

さて、土曜の深夜1時にキックオフされる試合のほうはどのような結果になるだろうか?DAZNでチェックせよ!

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