10日、日本代表FW乾貴士が所属するエイバルはホームでレアル・マドリードと対戦した。乾はこの試合でも左サイドで先発している。
試合はレアルがボールを支配するものの、エイバルも時折チャンスを作り出す面白い展開に。エイバルの入りも悪くなかったのだが、この試合でも元気だったのはレアルFWクリスティアーノ・ロナウドだ。後半戦に入ってから爆発しているロナウドは33分、ルカ・モドリッチから見事なアウトサイドのパスを受け取ると一気に加速。冷静にGKとの1対1を制して先制点を記録した。
エイバルの方は乾が左サイドでダニエル・カルバハルとの1対1を制してクロスを何本か入れたが、いずれも得点には繋がらず。前半は0-1とアウェイのレアルがリードして折り返す。
このままレアルがゲームを支配するかと思われたが、後半5分にレアルはあっさり失点する。コーナーキックからイバン・ラミスをフリーにしてしまい、あっけなくヘディングシュートを決められて同点に。ここは今季レアルが見せる不安定なところと言える。
その後はエイバルのGKドミトロビッチのスーパーセーブなどで必死に守っていたのだが、後半39分に再びロナウドが魅せる。右サイドからカルバハルがクロスを入れると、ロナウドが見事なタイミングで飛び込んでヘディングシュートを決めて2-1。完全に戻ってきたロナウドの勝負強さでレアルが勝ち越す。
試合はそのまま終了し、エイバルは健闘むなしく敗北。レアルは不安定なところも見せたが、パリ・サンジェルマンを撃破した勢いを継続している。
[スコア]
エイバル 1-2 レアル・マドリード
[得点者]
エイバル:イバン・ラミス(50)
レアル:クリスティアーノ・ロナウド(33、84)
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