『Daily Mail』は8日、「元プレミアリーグ主審のマーク・クラッテンバーグ氏は、植毛によって自信を持てたと話した」と報じた。
かつてチャンピオンズリーグ決勝、EURO決勝などを裁いたクラッテンバーグ氏。昨年サウジアラビアからの誘いを受け、現在は中東で主審を務めている。
コンサートに行くために試合を休んだり、代理人と契約しようとして規則違反になったりといろいろな話題があった人物だが、最も有名なのは若くして植毛手術を受けたことだ。
彼が手術を受けたのはマンチェスターのMHRクリニック。ライアン・ギグスも通ったという有名な専門医だ。
42歳のクラッテンバーグ氏は植毛について以下のように話し、これが自信に繋がるのだと語ったという。
マーク・クラッテンバーグ 「私はプレミアリーグで審判をしていた。
テレビで自分の姿を見ると、髪の毛が後退していることに気付かされる。そのたびに戸惑いを覚えていたんだ」
「ハゲてしまった部分を隠そうと試みていた。とても不満を感じていたんだよ。あんな若さで、髪の毛を失ってしまうことに。
ただ、それは意外なことではなかったんだ。なぜなら、うちの家族を考えれば、重度の脱毛があることは当然だったからね。
私はそれが起こることを予測していたよ。だけど、やっぱり髪の毛が欲しかったんだ…」
(毛根の移植手術を受け、今では頭頂部もフサフサだ)
「私は今自信を持っている。この頭一杯の頭髪に風を受けて歩けることにね。愛している。素晴らしいよ。驚異的だ。
準備が整うまで時間がかかった。妻には不満もあっただろう。
しかし今、私はこの髪をセットすることが出来る。ジェルで整えることもできる。
かつては不可能だったことが、出来るようになったんだ」