『ESPN』は10日、「ベルギー代表MFエデン・アザールは、ヤニック・フェレイラ・カラスコが中国に移籍したことを擁護した」と報じた。
先日アトレティコ・マドリーから中国超級リーグの大連一方に移籍したカラスコ。
欧州で期待される若手選手が、ワールドカップを前にして中国に移籍する…その選択には各方面から疑問の声が上がっていた。
しかしアザールは以下のように話し、リーガでベンチに座っているよりも良い選択だと語ったとのこと。
エデン・アザール 僕はヤニックの頭の中は分からない。しかし、彼がアトレティコ・マドリーを離れたかったことは知っている。
おそらく、中国が選択できる唯一のオプションだったんだろう。
もし今シーズンの最後までアトレティコ・マドリーに残っていたら、彼は全くプレーすることが出来なかったはずだ。
中国では、間違いなく多くのプレー時間を得ることが出来る。
率直に言って、リーガ・エスパニョーラでベンチに座っているよりも、中国でプレー時間を得られる方がいいよ。
中国に行くことは馬鹿げた選択肢に見えるかもしれないが、彼には彼の理由があってやったことだ。間違いなくね。
僕はそこに何の問題もないと思うよ。代表チームに選ばれるためにはね。中国に行ったことは。
アクセル・ヴィツェルは数か月間そこでプレーしている。そして、彼はいつも代表に戻ってくるとベストを尽くしている。
ヤニックも、同じようなことになると思っているよ。
ワールドカップはあと3か月で始まる。短期間でサッカーのレベルが落ちることは考えにくい。ヤニックの移籍には何の問題もないよ。
大会までは長い道のりがあって、冬の移籍が我々のプランを変更させることはないさ。