444人が24時間 たすきリレー 佐世保青少年の天地

 長崎県佐世保市烏帽子町の宿泊研修施設、県立佐世保青少年の天地は10、11日、約1・33キロの周回コースで「24時間えぼしたすきリレー」(長崎新聞社後援)を開き、1~79歳の444人、18チームがたすきをつなぎ、笑顔でゴールした。

 完走する達成感を味わい、仲間との絆を強めてもらおうと毎年開き21回目。職場や学校ごとの3~93人編成のチームが参加した。

 10日午前11時にスタート。参加者は仲間の声援を受けながら思い思いのペースで1人最低1周を走り、たすきを次の走者に渡した。ゴール時刻の11日午前11時にはチーム全員で笑顔でゴールテープを切った。

 市立宮小の6年生有志とその保護者ら37人は卒業前の思い出づくりで参加。目標の150周を上回る160周を達成した。宮崎優介君(12)は「きつかったけど楽しかった。ここまでみんなと協力できて良かった」と話した。

 最も多く走ったのは、日宇中Runnersが6人で244周(約325キロ)だった。

次の走者に笑顔でたすきを渡す女児=県立佐世保青少年の天地

© 株式会社長崎新聞社