エンゼルス・大谷 久々の安打は現役最年長選手から

オープン戦初出場となった日本時間2月27日のパドレス戦以来、なかなかヒットが出ずに苦しんでいた大谷翔平(エンゼルス)だが、日本時間3月12日に行われたレンジャーズ戦で実に5試合12打席ぶりとなるヒットが飛び出した。

「8番・指名打者」で先発出場した大谷は、最後まで控え選手と交代することなく、チームで唯一のフル出場を果たした。2回裏に回ってきた第1打席では、現役最年長選手であるバートロ・コローン(5月に45歳)と対戦し、内角への速球を思い切り引っ張ってライト前への痛烈なヒット。12打席ぶりの快音となった。第2打席以降は空振り三振と一塁ゴロに終わり、この日は3打数1安打。オープン戦通算成績は14打数2安打(打率.143)となったが、メジャーに適応するために様々な調整を加えながら、少しずつ手応えを感じ始めているようだ。

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