入浴剤用の紙パックに覚醒剤入れ密輸しようとした容疑者告発 横浜税関

 横浜税関は12日、関税法違反(輸入未遂)の疑いで、埼玉県所沢市、会社員の容疑者(61)を横浜地検に告発した。

 告発容疑は、何者かと共謀して昨年12月、入浴剤用の紙パック2個に覚醒剤計約2・5キロを入れ、国際郵便で米国から輸入しようとした、としている。末端価格は約1億6千万円相当という。

 同税関川崎外郵出張所の検査で、紙パックに開封した痕があるのに気付き、発覚したという。同容疑者は2月、覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)容疑で県警などに逮捕された。

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