19歳ながらすっかりフローニンヘンの主力となっているFW堂安律は、ガンバ大阪からレンタルの形で加入している選手だ。フローニンヘン側も堂安がどこまでエールディヴィジで通用するか疑問を抱いていた部分もあっただろうが、ここまで堂安は6得点を記録するなど大爆発だ。そのクオリティは誰もが認めるところとなった。
フローニンヘンも堂安を完全移籍で獲得することを検討しており、3年契約を準備しているとの報道もある。しかしクラブには潤沢な資金があるわけではなく、堂安獲得には金銭面がネックになっていると言われている。
そこでオランダ『Dagblad van het Noorden』は、「堂安を完全移籍で獲得すべきか？」と特集を組んでいる。この特集の中でも堂安は高い評価を受けており、「彼のクオリティは誰もが知っている。もはや堂安の獲得はギャンブルではない」、「堂安はサポーターがスタジアムに来る理由。非常に安全な投資となる」、「彼はクラブ最高の選手だ。スタイルにもすぐ適応しており、メンタル面も強い」とポジティブな意見が多い。
同メディアのアンケートでも獲得すべきと答えた人が過半数を超えており、加入から1年も経っていない中で信頼をがっちり掴んでいる。堂安がこのままエールディヴィジで活躍を続ければ、強豪クラブも目をつけるはずだ。そうなればフローニンヘンにとっても利益はある。堂安はフローニンヘン最高の選手の1人と言われるところまで評価を上げつつあるが、今後どのようなキャリアを描くのだろうか。
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