13日にチャンピオンズリーグ・ラウンド16の2ndレグが行われ、ローマがホームにシャフタールを迎え入れた。
試合は、両チームともにゴールを決めることができず、前半をスコアレスで折り返す。しかし後半に入ると、すぐに均衡が破られた。52分、ケビン・ストロートマンの絶妙なダイレクトパスから相手DFの裏へ抜け出したエディン・ジェコ。ペナルティエリアいっぱいまでGKが飛び出してきたが、落ち着いてボールをゴールに流し込み、ローマが先制点を奪うことに成功した。
その後、追加点こそ奪うことができなかったものの、最後までこのリードを守りきったローマが、1-0でシャフタールを撃破。2戦合計スコアを2-2とし、アウェイゴールの差でローマが10年ぶりのベスト8へコマを進めている。
試合後、この一戦で決勝ゴールを決め、ローマのエースとしてチームを次のステージへ導いたジェコが伊『MEDIASET PREMIUM』のインタビューに応じ、喜びなどを次のように述べた。
「みんなを祝福しないとね。僕たちは全員が最後の最後まで戦った。準々決勝進出は妥当な結果だと思うよ。ヨーロッパで8つのベストチームの1つに入ることができた。僕らが本当に強いってことを示せたはずだ」
また、チームの指揮官を務めるエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督も次のように話している。
「私のチームは準々決勝のことは考えず、今夜の試合だけに焦点を当ててプレイした。相手チームも遅かれ早かれミスは犯すと思っていたし、そこをうまく突くことができたね。私はこのチームで夢を見続けたい。スタンドで応援したくれたみんなの顔を見たら嬉しさがこみ上げてきたよ。私はみんなと一緒に苦しみ、すべての瞬間を楽しみたいと思っているからね。勝利はこんなに素晴らしい夜を経験させてくれるんだ」
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