13日に行われたローマとシャフタール・ドネツクのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグで、後半にボールボーイが押されて転倒するトラブルがあった。
問題となったのは1‐0でローマがリードしていた79分のシーンだ。シャフタールの選手たちは焦っていたのだろうが、FWファクンド・フェレイラがボールがなかなか届かない現状に苛立ってボールボーイのところへ駆け寄り、早くボールを渡せと押したのだ。
タッチライン際にいたボールボーイは後方に転倒してしまい、これを巡ってローマの選手とシャフタールの選手が小競り合いとなった。フェレイラにはイエローカードが提示されたが、レッドカードでもおかしくはない場面だった。
このプレイの直前にはシャフタールDFイヴァン・オルデツがエディン・ジェコを倒して一発退場となっており、ファクンド・フェレイラはそのリスタートを急がせようとボールボーイに駆け寄ったようだ。結局試合はローマが1‐0で勝利をおさめ、ベスト8進出を決めている。
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