アスレチックスの有望株・マテオが1試合2本塁打!

日本時間3月13日に行われたロイヤルズとのオープン戦で、アスレチックスの若手有望株ホルヘ・マテオが2本塁打を放つ活躍を見せた。思わぬ活躍を見せたマテオだが、試合後にはAAA級への降格が決定している。

現在22歳のマテオは昨年7月末にソニー・グレイの交換要員としてヤンキースからアスレチックスへ加入した若手有望株の一人である。マイナー通算234盗塁を誇るスピードを武器とする遊撃手であり、2016年までは年間8本塁打が最多だったが、昨季は長打力がアップしていずれも自己最多となる30二塁打・18三塁打・12本塁打を記録。MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングでは球団4位・全体72位にランクインしている。この試合では「1番・遊撃」で先発出場し、1回表に先頭打者本塁打を放つと、4回表の第3打席ではリードを7点に広げる2号ツーラン。長打力がアップしていることを強烈に印象付けた。ボブ・メルビン監督は「打撃練習では見たことがあるけど、試合で見るのは素晴らしいね」と有望株の活躍を喜んだが、試合後には予定通りマテオをAAA級へ降格させた。

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