震災から7年。見て、肌で感じた宮城県・石巻市の魅力とは

震災から7年。ロケで訪れた石巻市

2011年3月11日、宮城県石巻市は、東日本大震災で大きな津波の被害に合いました。

中心部の高台以外はほぼ全てが津波に襲われ、関連死と合わせて3,553名の死者と423名の行方不明者という、東日本大震災で最大の被害を受けた街です。

それでも今も、石巻の人たちは、協力し合い励まし合い、思いやりあい、何とか暮らしを立て直して石巻で生きています。

まだまだ元の暮らしには程遠く、支援が必要です。

そんな石巻に、映画のロケで行ってきました。

筆者が肌で感じた石巻の魅力を、存分にお伝えします。

 

宮城県石巻市とは

宮城県で二番目に人口の多い街、石巻市。

宮城県の東側、海に面した街です。

人口は約14万人で、宮城県の中では仙台の次に大きな街です。

 

 

東京からの行き方

新幹線で東京から仙台まで約90分。

仙台から石巻まで、電車で約60分です。

または、新宿から石巻行きの夜行バスが出ていて、約7時間で行くことが出来ます。

 

温泉

石巻では温泉も楽しめます。

今回は、オススメの2つの温泉をご紹介いたします。

追分温泉 
旅館や民宿、日帰り温泉までさまざまな形で楽しめます。

追分温泉は、風情があってオススメ。

夕食も品数が多く、心のこもったおもてなしが心温まります。

追分温泉
〒986-0204
宮城県石巻市北上街女川字大峯1
0225-67-3209 

ふたごの湯日帰りでオススメなのは、ふたごの湯。

道の駅にあるので、お風呂、お買い物、お食事が一度に全部楽しめます。

有料ですが個室も利用できるので、1日中ゆっくりできます。

塩分と鉄分が多い湯質で、湯上り後もポカポカが長持ちしますよ。

ふたごの湯
〒986-0132
宮城県石巻市小船越二子北下1-1
0225-62-4126

 

こんなに美味しいものがたくさん!

石巻と言えば、海の幸が最高!

三陸沖は、世界の三大漁場としても有名です。

「潮目」と呼ばれる海流と海流がぶつかる部分があり、小魚が集まることによって、その小魚を目当てに色々な種類の魚が集まってきます。

そのため、1年を通して色々な種類の新鮮な魚が採れて、いつ行っても魚介類がおいしい!

石巻焼きそばもおすすめ。

魚介の出汁で蒸し焼きにした麺が、もちもちで風味たっぷりでとってもおいしいです。

 

パワースポット・金華山

知る人ぞ知る、日本最古で最強のパワースポットと言われている金華山。

金華山神社は、「三年続けてお参りすれば一生お金に困ることはない」と言われています。

あの有名な伊達政宗も信仰していたのだとか。

「神鹿(しんろく)」と呼ばれ、大切にされている鹿がたくさんいます。

金華山
宮城県石巻市鮎川浜金華山5
0225-45-2301

 

 

石ノ森漫画館

石ノ森漫画館とは、「サイボーグ009」や「仮面ライダー」など、数々のヒット作を生み出した、漫画家石ノ森章太郎さんの博物館です。

漫画ファンはもちろん、漫画ファンでなくても、石ノ森先生のことから漫画の事まで、背景にある日本の歴史などと合わせて一から説明があるので楽しめます。

石ノ森漫画館
〒986-0823
宮城県石巻市中瀬2-7
0225-96-5055

 

いしのまきまんがロード

駅を出た通りから至るところに、石ノ森先生の漫画のキャラクターが立っています。

仮面ライダーやサイボーグ009など、あまり漫画に詳しくない方でも見たことがあるキャラクターがたくさん。

そして、よく見るとモニュメントだけでなく、ポストやマンホールのふたにもキャラクターが!

是非ぜひ、好きなキャラクターを探してみてくださいね。

 

石巻のオススメお土産

もちろんオススメは海の幸!

炊き込みごはんの素や笹かまぼこ、干物などは日持ちがするのでお土産にぴったりですね。

女性にオススメなのは、大漁旗で作られたブレスレット。

カラフルでとても可愛いのでお土産に喜ばれます。 

 

石巻を舞台にした映画

こんな魅力いっぱいの石巻を舞台にした映画が3月3日から公開されています。

榊英雄監督、夏木マリさん主演「生きる街」。

美しい石巻の風景、石巻で津波に負けず懸命に生きる人たちの日常を描いています。

どうぞ、チェックしてくださいね。

 

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