8273人に喜びの春 長崎県内公立高 合格発表

 長崎県内の公立高で15日、2018年度入試の合格発表があり、8273人が喜びの春を迎えた。
 県教委によると、推薦入試を含む合格者は全日制55校で8087人、定時制夜間部(前期)8校で115人、定時制昼間部2校で71人。
 このうち、長崎市竹の久保町の県立長崎西高では、推薦入試を含む280人が合格した。一般入試の倍率は1・2倍。午前9時半に受験番号が掲示されると、自分の番号を見つけた受験生が歓声を上げ、友人や家族と抱き合ったり、携帯電話で家族に連絡したりして喜びを分かち合った。
 普通科に合格した同市立東長崎中3年の峯苫泉水さん(15)は「入試問題が難しかったので、合格発表までずっと不安だった。すっごくうれしい」と涙を浮かべながら語った。
 同日は、県立特別支援学校でも18年度入試の合格者が発表され、高等部に220人、高等部訪問教育に3人、高等部専攻科に4人が合格した。
 県内多くの公立高や県立特別支援学校では4月9日に入学式がある。

自分の番号を見つけ、友人と喜び合う受験生=長崎市、県立長崎西高

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