【廣冨靖以共英製鋼次期社長】りそな銀出身、豊富な経験と人脈

 廣冨靖以氏は、りそな銀行出身で2014年に共英製鋼に入社。豊富な経験や人脈の広さを背景に、経営企画や共英のグローバル展開などに大きな役割を果たしてきた。

 森光廣社長は15年6月にベトナム子会社のビナ・キョウエイ・スチール(VKS)社長から共英製鋼社長に就任。高島秀一郎会長、廣冨副社長などと連携して、VKSの製鋼圧延一貫化や同国電炉のベトナム・イタリー・スチールへの資本参加、米テキサス州のビントン・スチール買収など海外事業の強化や、国内事業所のコスト削減策などを推進してきた。

 廣冨 靖以氏(ひろとみ・やすゆき)78年(昭53)早大政経卒、大和銀行(現りそな銀行)入行。2005年常務執行役員大阪営業部長兼大阪中央営業部長、08年取締役兼専務執行役員、09年代表取締役副社長兼執行役員から14年4月共英製鋼顧問、6月取締役副社長執行役員社長補佐。54年(昭29)6月生まれ。広島県出身。

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