ストーカー被害相談 長崎県は244件 前年比2件増

 長崎県警生活安全企画課によると、昨年1年間に県警に寄せられたストーカー被害の相談は244件で、前年より2件増えた。

 ストーカー規制法に基づく文書での警告は51件(前年比3件減)、禁止命令は5件(同2件減)。摘発件数は5件(同1件減)で、このうち、昨年の改正ストーカー規制法で新たに規制対象となった「自宅周辺などのうろつき」は1件だった。暴行や傷害など刑法や特別法で摘発したのは14件減って13件だった。

 相談者の90・2%が女性。年齢別では20代が33・2%と最多で、続いて30代が25・8%だった。被害者と加害者との関係性は「元交際相手や元配偶者」が48・0%で最多。「面識なし・行為者不明」が20・9%、「友人・知人」が18・9%だった。

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