メッツ・ハービー 5回3失点も8つの三振を奪う

防御率6.70というキャリアワーストの成績に終わった昨季からの巻き返しを期すマット・ハービー(メッツ)が日本時間3月16日に行われたマーリンズ戦でオープン戦4度目の先発。3回表に崩れて3失点を喫したものの、5イニングで8三振を奪うなどまずまずのピッチングを披露した。

ハービーは「(自分のコンディションは)大丈夫だと感じているよ。特に最初の2イニングは良かったと思う。3回に崩れてしまったけど、そのあと持ち直すことができたし、最後の2イニングも良かったんじゃないかな」と自身のピッチングを振り返り、納得した表情を見せた。前回登板のヤンキース戦では修正が効かず、小刻みに得点を奪われて5回途中5失点で降板したが、この日は試合の途中でピッチングをしっかり修正。そのあたりに手応えを感じているようだ。2015年に13勝8敗、防御率2.71の好成績を残したハービーが本来の姿を取り戻せば、メッツにとってはこの上なく大きな戦力補強となるだけに、このまま順調に調整を進め、以前のような快投を見せてくれることを期待したい。

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