5路線合体ロボ工作 スタンプラリーで車両集め みなとみらい駅で17日イベント

 東京急行電鉄や横浜高速鉄道など鉄道5社は17日、相互直通運転の開始から5周年を記念したイベントをみなとみらい線みなとみらい駅(横浜市西区)で開催する。首都圏を南北に貫き横浜と埼玉を結ぶ路線の節目を祝い、さらなる誘客を目指す。

 イベントを開催するのは両社のほか、東武鉄道、西武鉄道、東京メトロ。5社の駅長と“女子鉄アナウンサー”の久野知美さんがトークショーを繰り広げるほか、各社のキャラクターが登場。子ども用制服での撮影会やミニ電車の運行、鉄道グッズ販売などが予定されている。午前10時〜午後3時。参加無料。

 5社は31日まで、各社の車両が変形合体してロボットになるペーパークラフトがもらえるスタンプラリーを開催。各社がそれぞれの駅で限定配布する台紙を使い、指定駅でスタンプを押して交換場所に持参すると、相互直通運転で使われる車両のペーパークラフトがプレゼントされる。

 5社の車両を合体させると「5路線合体 Fライナーロボ トレインファイブ」が完成する趣向で、さらに5社の全スタンプを集めた台紙を提示すると、コンプリート賞として「トレインファイブ」に装着する六つ目のパーツが限定でもらえる。17日のイベント会場では先着千人限定で、コンプリート賞とは色違いの六つ目のパーツをプレゼントする。

 5社直通の日中の最速列車「Fライナー」は26日で登場から2周年を迎える。東武鉄道の担当者は「Fライナーを観光などに活用してもらい、横浜から埼玉方面への利用をさらに促していきたい」と話している。詳細は各社ホームページなど。

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