今週末は全国的に晴れる所が多くなりそうだ。特に18日（日）は気温が高く、桜のつぼみが一気に膨らむ陽気となる見込み。
　東京のさくら（ソメイヨシノ）もすでにカウントダウン段階に入っており、18日（日）にも開花発表がありそうだ。
　ただ、花粉の飛散量は多く、朝晩と日中との気温差がかなり大きくなるため、服装選びや体調管理には注意が必要となる。

広く晴れて行楽日和　花粉の大量飛散に注意

　今週末は広く高気圧に覆われるため、全国的に晴れる所が多くなる。
18日（日）は夜から日本海側で雨の降りだす所があるが、日中は天気の大きな崩れはない見込み。

　17日（土）はここ数日と比べると気温は低めとなるが、それでも平年並みかやや高めで、この時季らしい陽気となる。
　また、18日（日）は17日（土）よりも気温が高く、各地で4月並みの暖かさとなる見込みだ。
　特に関東から西の地域では18℃前後まで上がって、昼間は上着いらずの暖かさとなる見通し。
　ただ、晴れて気温が上がるため、花粉の飛散量がかなり多くなることが予想される。花粉症の方は万全な対策が必要となる。

一日の気温差15℃以上も

　日中は気温が上がっても朝晩はまだ冷え込む所が多く、一日の寒暖差が大きくなる。
　朝晩は放射冷却が強まるため、東日本と西日本でも5℃前後まで気温が下がり、北日本では氷点下の冷え込みとなりそうだ。
　特に18日（日）は、朝晩と日中との気温差が15℃以上ひらく所もあるため、調節のしやすい服装がおすすめとなる。（気象予報士・多胡安那）