宮崎監督の凱旋上映も YAMATO映画祭 大和市

崔監督(右)が出品者を登壇させる無茶振り

 YAMATO映画祭2018が11日、シリウスサブホールで開催され、第8回ショートムービーコンテストの授賞式が行われた。

 グランプリは自由部門が矢羽田篤史さんの「ワンダー探検隊」、ヤマトン部門が土屋慎太郎さんの「木陰の中から」が選ばれた。

 授賞式に引き続き、特別審査委員を務めた崔洋一監督と地元大和出身の宮崎大祐監督両氏のトークライブが行われ、崔監督が入賞作品の監督や出演者を次々とステージに上げる無茶振りを続け、会場は和気あいあいとした雰囲気に包まれた。

 トークライブ終了後は、宮崎監督が大和を舞台に作った『大和(カリフォルニア)』を上映。宮崎監督とメインキャストの遠藤新菜さん、加藤真弓さんが舞台挨拶を行った。上映は途中、機械のトラブルで2度にわたり中断。上映終了後、謝罪のため舞台に上がった宮崎監督は、映画に出演させたいと思いつつ、完成前に亡くなった祖母に触れ、「祖母に怒られたのかな」と話し、場内を笑わせた。

 『大和(カリフォルニア)』は4月7日(土)から新宿・ケーズシネマで2週間の限定上映が決定。横浜・シネマジャック&ベティでも公開が予定されている。

舞台挨拶をする宮崎監督(右)、遠藤さん(中央)、加藤さん(左)

© 株式会社タウンニュース社