疲れた時はセルフケア!元気回復に効果が期待できるツボを6つ伝授

ツボを刺激して元気回復!

ツボは東洋医学の考えに基づいた、体の調子を整える大切な部分です。

ツボは全身で361か所も!

適度な力で刺激することで神経から脳に信号が送られ、神経伝達物質の分泌や血行を促進させる効果があると言われています。

一か所、5~10回ずつ繰り返すのがちょうど良い位。

力強く押しすぎると、筋肉が炎症を起こし痛みを伴うこともあるので、刺激し過ぎないように注意しましょう。

もし、物足りない時には、数時間空けてからもう一度刺激をしてください。

今回は、元気が出るツボを集めてみました。

 

 

晴明(せいめい)

眠気覚ましに即効性があり、血行を促進し、目の疲れや肩こりを緩和するとされています。

場所は、目頭の少し上のくぼんだ部分。

目が疲れた時、自然に手がいく部分ではないでしょうか。

鼻筋に向かって垂直に押します。

眼の方ではなく、鼻筋に向かって、爪を立てずに指の腹の部分を使って気持ち良い力で押すのがポイントです。 

 

合谷(ごうこく)

「万能のツボ」と言われ、全身の痛みを和らげたり、頭や体の血行を促進し血流が良くなることによって、眠気覚ましや目の疲れを取る効果があるとされています。

自律神経を整える効果も期待できます。

場所は、手の親指と人差し指の骨が合わさったところから、少し人差し指寄りの部分。

ツボと反対の手の親指の腹を合谷に当て、人差し指の下に親指を潜り込ませるように推しましょう。

適度に刺激を感じる程度に。

強すぎると痛みや、疲労を感じる場合があるので気をつけましょう。

 

中衝(ちゅうしょう)

 

眠気やイライラを和らげる効果が期待できます。

手の中指の爪の付け根から2~3ミリ人差し指側にずれた部分。

中小と爪を挟むように、小さな円を描くようにグルグル押すのが効果的です。

 

 

労宮(ろうきゅう)

 

上半身の血行を促して脳に酸素を届け、眠気や疲労感を取るとされています。

掌の中心、拳を握った時、中指と薬指の先が当たる部分。

労宮を中心に掌全体を気持ち良い力加減で押します。

ツボに対して、垂直に押すことを心掛けてください。

 

百会(ひゃくえ)

 

血行を促し、全身の機能のバランスを整えます。

ストレスの緩和や頭痛の軽減にも効果があるとされています。

場所は、頭のてっぺんの少しくぼんだ部分。

真っ直ぐに下に押すのがポイントです。

押す時にゆっくりと息を吐き、離す時に息を吸います。

深呼吸を合わせることでリラックス効果も倍増します。

 

風池(ふうち)

 

脳の血流を促すことでリラックス効果が期待でき、疲れ目や頭痛にも効くと言われています。

場所は、首と頭の間の凝りやすい部分です。

苦しい時だけでなく、定期的にマッサージすると効果が上がります。

うなじの辺り、髪の毛の生え際です。

首の真ん中にある太い筋肉から左右それぞれ指2本分外側の少しくぼんだ部分。

親指の腹で少し強めにゆっくり力を入れて2~3秒かけて押して、2~3秒かけてゆっくり力を抜きます。

押して離してという一定のリズムは脳に刺激が伝わりやすく、効果的。

押し続けると逆に血行が悪くなってしまうので注意しましょう。

 

いかがですか?

簡単で即効性があるツボ押し。

疲れを感じる時には、ぜひ試してみてくださいね!

 

© シーエーメディアエージェンシー/ハニーコミュニケーションズ