『Independent』は16日、「フランク・デ・ブール氏は、インテルやクリスタル・パレスには毒になる選手がいたと話した」と報じた。
昨季の開幕前、ロベルト・マンチーニ氏の突然の解任を受けてインテルの監督に就任したフランク・デ・ブール氏。しかしチームの成績は低迷し、わずか14試合だけで解雇された。
そして今季はクリスタル・パレスの監督として開幕を迎えたが、ここでも5試合のみしか指揮できず、プレミアリーグでは4連敗。9月で解任されている。
彼はそれらの失敗について以下のように話し、選手の中に毒になるグループがあったと明かした。
フランク・デ・ブール 「グアルディオラの最初の年を考えるといい。
また、ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストがフェイエノールトの監督になった時には、7連敗した。
誰もが『彼は解任されるだろう』と言っていたよ。
ところが、フェイエノールトは次の年にエールディビジでチャンピオンになったわけだ。
インテルでの開幕前、私はセルティックとの親善試合を1度やって、そこからプレシーズンの準備をしなければならなかった。
とても難しい。特にインテルのようなクラブではね。
会長とだけではなく、メディアともいくつかのトラブルが起こる。エージェントも大きな影響を与えてくる。
そのために本当に準備をしなければならない。そして、私はいい準備が出来なかった。あの時点のインテルではね。
3つのグループがある。満足している者たち。疑いを持っているものの、まだチャンスがあると感じている者たち。
そして、その時点で敗者になっている者たち。彼らはセカンドグループに向かい、他のものに影響を与えようとする。
彼らはそのチームの毒になる。インテルでも、クリスタル・パレスでもあった。
そのような選手たちは排除しなければならない。誰であろうがね。
それは時に難しいものになる。なぜなら、『彼を放出してくれ』と言っても、会長が『ああ、だがカネがない』と答える。
そして結局、同じ選手たちがとどまってしまうのだ」