ジョゼ・モウリーニョ体制2年目のマンチェスター・ユナイテッド。CLではセビージャに屈し、ラウンド16で敗退が決まってしまった。
タイトル獲得のために、週末に行われるFAカップ準々決勝は重要な一戦になる。
そのユナイテッドで存在感を増しているのが、MFスコット・マクトミネイだ。
昨季トップデビューした彼は、1996年生まれの21歳。昨年までの2年間で身長が20cm以上も伸びて、現在は190cm以上を誇る長身のミッドフィルダーだ。
モウリーニョ監督からの評価も高く、いずれも勝利を収めた先日のチェルシー、リヴァプール戦でも先発フル出場を果たしている。
一躍ブレイクした新星のプレースタイルについて、指揮官はこう述べている。
ジョゼ・モウリーニョ（マンチェスター・ユナイテッド監督）
「彼はファンタスティックな選手だ。モダンなMFで、なんでも出来る」
ジョゼ・モウリーニョ（マンチェスター・ユナイテッド監督）
「まだやっていない唯一のものは、ゴールを決めることだけだ。それを彼は出来るけどね。
出来ていない唯一の理由は、私が彼に与えている役割のせいだ。
将来的には（得点も）できると思う。プレシーズンでは見ているからね」
全てをこなせる穴のないMFと絶賛！そのうえで、現在与えられているタスクによって、ゴールを狙うことは制限されているとのこと。
なお、マクトミネイはもともとトップ下で、マーカス・ラッシュフォードとコンビを組んでいた。そこから現在のBox to Boxのタイプへとコンバートされた選手でもある。
モウリーニョの言うように得点力まで兼ね備えることができれば、末恐ろしい存在になりそうだ。
ユナイテッドとブライトンが激突するFAカップ準々決勝は、日本時間18日（日曜）午前4時45分にキックオフされる予定。マクトミネイのプレーにも注目だ！
