クラシックカー快走 三浦半島ラリー

 クラシックカーで春の三浦半島を走る「クラシックジャパンラリー2018 R134スプリング」が17日、開かれた。1926〜73年に生産された73台が横須賀のどぶ板通りや米海軍横須賀基地、逗子海岸などを走行。独特のエンジン音を響かせ、沿道の観客を沸かせた。

 欧米や日本で生産されたベントレーやブガッティ、アルファロメオなど往年の名車が三笠公園(横須賀市稲岡町)を出発。どぶ板通りでは大勢の観客が駆け付け、旗や手を振ったり記念撮影をしたりして楽しんだ。同市の男性会社員(45)は「どぶ板の雰囲気とクラシックカーがマッチし、かっこよかった。一度乗って、海沿いを走りたい」と話していた。

 その後、長井海の手公園ソレイユの丘(同市長井)などを経て海岸沿いを北上。葉山町役場や逗子海岸、鎌倉の若宮大路を通ってリビエラ逗子マリーナでゴールした。ラリーにはクラシックカーの愛好家として知られるタレントの堺正章さんも参加した。

 ラリーは昨年12月に続き2回目で、IT企業「インプレッション」(横浜市西区)が主催した。

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